テニスシューズの靴紐の結び方|通し方と長さもまとめて解説

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こんにちは、テニスシューズ手帳のともです。

テニスシューズは、同じ一足でも靴紐の扱い方で足の収まりがかなり変わります。私がシューズを履くときに意識しているのは、結び目だけをきつくすることではありません。まずかかとをヒールカップへ合わせ、その位置を保ったまま甲を下から順番に合わせていくこと。ここができると、つま先側を必要以上に圧迫せず、切り返しでも足とシューズが一緒に動きやすくなります。

逆に、紐を緩めたまま足を入れて最後だけギュッと結んだり、毎回ほどかずに脱ぎ履きしたりすると、かかとの位置がずれたまま固定されやすいです。テニスは前後だけでなく横方向への踏み込みや急停止も多いので、普段履き以上に「どこを、どの順番で締めるか」が大切なんですよ。

この記事では、テニスシューズの靴紐の通し方、ほどけにくい結び方、紐の長さの選び方まで、私が普段シューズを見るときの考え方に沿ってまとめます。甲が高い人、幅広の人、かかとが浮きやすい人向けの調整方法も紹介するので、自分の足に合わせて試してみてください。

  • テニスシューズの靴紐を締める正しい順番
  • オーバーラップとレースロックの通し方
  • 靴紐の長さを選ぶときの確認方法
  • 甲やかかとの悩みに合わせる調整方法

テニスシューズの紐の基本

テニスシューズの靴紐は、足を靴の中へ押し込むためのものではなく、足とシューズの位置関係を合わせるためのものです。最初にかかとを合わせ、前足部には必要な余裕を残しながら、甲から足首側へ段階的にフィットを作っていきます。

履く前に紐をしっかり緩める

最初にやってほしいのは、足を入れる前に靴紐をしっかり緩めることです。一番上の結び目だけほどいて、そのまま足を押し込むのではなく、少なくとも甲の中央あたりまで紐の余裕を戻しておきます。そうすると履き口を無理に広げずに足を入れられ、かかとも後方へ収めやすくなります。

私は脱ぐときも毎回紐を緩めています。面倒に見えるひと手間ですが、結んだままかかとを踏んで脱ぐより、履き口の内側やヒール周りを傷めにくいです。ミズノも、すべてのハトメに紐を通し、紐をきちんと締めて履くこと、紐を解かず無理に脱がないことを案内しています。

靴紐は「最後に結べば終わり」ではありません。履く前に緩めるところからフィッティングが始まります。

かかとを後ろへ合わせる

足を入れたら、つま先を床へ打ち付けるのではなく、つま先を少し上げた状態で、かかとを床へ軽く数回トントンと当てます。目的は、足のかかととシューズのヒールカップを同じ位置へ合わせることです。

ここで足が前へ寄ったまま紐を締めると、つま先に必要以上の圧迫を感じたり、逆にかかと側に余計な空間が残ったりします。まず後ろを決めてから前を合わせる。この順番は、テニスシューズのサイズ確認でもかなり大事です。

サイズそのものに迷っている場合は、テニスシューズのサイズ選びと試着方法も合わせて確認してください。紐で調整できる範囲と、サイズやワイズを見直したほうがいい範囲を分けやすくなります。

ミズノのテニスシューズの靴紐と甲部分を真上から見た写真
靴紐は結び目だけでなく、甲全体にどのように通っているかを見ると調整しやすくなります。

甲を下から順番に合わせる

かかとの位置が決まったら、つま先側から足首側へ向かって、左右の紐を少しずつ引きます。一か所だけ大きく引くのではなく、下の段で作ったフィットを次の段へ受け渡すような感覚です。私は前足部を潰さず、中足部の甲がシューズと離れすぎない位置を探します。

このとき、膝のお皿と人差し指側の足指がだいたい同じ方向を向くようにし、つま先を少し持ち上げておくと、足首や甲が変にねじれた状態で固定されにくいです。覗き込む姿勢で膝が大きく内側へ入る人は、足の向きが変わらないように意識してください。

紐は「全部同じ力で引く」必要はありません。前足部には指が動ける余裕を残し、甲の中央から足首側でズレを抑えるように調整すると、テニスの動きに合わせやすくなります。

最後に結び目まで固定する

上の段まで締めたら、そこで作ったフィットを逃がさないように蝶々結びをします。最後の結び目だけで靴を固定しようとすると、結び目付近へ圧が集中しやすく、下の段は緩いままという状態になりがちです。

足の甲が痛くなりやすい人ほど、「結び目を弱める」だけでなく、その下の段をいったん全部緩め、最初から締め直してみてください。下から順に合わせ直すと、一部へ集中していた圧迫が変わることがあります。

◆とものワンポイントアドバイス

私はシューズを履いたあと、立ち上がって一度だけ軽く横へ体重を移します。そこでかかとが浮く、足が前へ滑る、甲の一か所だけ当たると感じたら、その場で紐をやり直します。座った状態で完成にしないのがポイントです。

靴紐の通し方はどうする

テニスシューズの紐の通し方にはいくつか種類がありますが、まず試しやすいのはオーバーラップです。左右への動きが多い競技なので、甲を包むようにフィットさせたい人に向いています。一方で甲が高い人や圧迫が出やすい人は、通し方を部分的に変える方法もあります。

基本はオーバーラップ

オーバーラップは、靴紐をハトメの外側から内側へ通しながら、左右を交差させて上へ進める方法です。上から見たとき、交差した紐が甲を覆うように重なります。テニスでは踏み込みや切り返しで足が靴の中を動きすぎないことが大切なので、私はまずこの通し方から試します。

一番下の左右の穴へ紐を通したら、左右の長さをそろえます。その後、右の紐を左上の穴へ、左の紐を右上の穴へ交差させ、外側から内側へ通していきます。左右の紐がねじれたままにならないよう、平らに寝かせて通すと甲へ当たる面が安定します。

ミズノ公式でも、競技用シューズのフィットを高める方法としてオーバーラップやレースロックを紹介しています。結び方そのものを確認したい場合は、ミズノ公式「靴紐のほどけにくい結び方」が図付きで分かりやすいです。

アンダーラップとの違い

アンダーラップは、ハトメの内側から外側へ紐を出しながら交差させる方法です。見た目は似ていますが、紐の当たり方や締めたときの感触が変わります。甲への当たりが気になる人は、オーバーラップよりこちらが楽に感じることもあります。

ただし、テニスシューズはモデルごとにハトメの位置、シュータンの厚み、アッパーの補強が違います。「この通し方なら誰でも合う」とは言えません。甲が高い人はアンダーラップを試す価値がありますが、横へ動いたときに足が中でズレるなら、上の数段だけオーバーラップへ戻す方法もあります。

通し方を変えた日は、いきなり長時間の試合で使わず、短い練習で甲の当たり方とかかとの浮きを確認しておくと安心です。

かかとにはレースロック

かかとが浮きやすいシューズでは、一番上に追加の穴があるならレースロックを試せます。左右それぞれの最上段で小さな輪を作り、反対側の紐をその輪へ通してから、斜め下へ引いてかかと側を寄せます。ランナーズループと呼ばれることもある方法です。

この方法のいいところは、つま先側を必要以上に締めなくても、足首に近い部分でかかとの収まりを調整しやすいことです。研究でも、より上のハトメまで使う結び方は、通常の通し方と比べてシューズ内での安定感を高められる可能性が示されています。ただし研究対象はランニングであり、テニスにそのまま同じ結果が出ると断定するものではありません。

(出典:PubMed「Effects of different shoe-lacing patterns on dorsal pressure distribution during running and perceived comfort」)

なお、レースロックは上部で使う紐の長さが増えます。今の紐がすでに短い場合は、交換時に一段長い候補も比べてください。

バボラのテニスシューズを真上から見た靴紐とハトメの配置
真上から見ると、ハトメの数と最上段の位置、靴紐が甲を覆う範囲を確認できます。

ほどけにくい紐の結び方

プレー中に靴紐がほどけると、そのたびに止まって結び直さなければなりません。とはいえ、ほどけないように最後だけ何重にも固めればよいわけではありません。まず甲までのフィットを作り、その状態を維持できる結び方を選びます。

蝶々結びは向きを確認する

普通の蝶々結びでも、左右の輪が横方向へ素直に伸びていれば、比較的収まりやすいです。結び終わった輪が縦方向へ立ち、結び目が回転している場合は、最初のひと結びと蝶々結びの向きが同じになっている可能性があります。

その場合は、最初に左右の紐を交差させる向きを逆にしてみてください。いわゆる「縦結び」になっている状態を直すだけでも、結び目の形が落ち着きやすくなります。輪の長さは左右を近づけ、地面やソールへ届かない長さに収めましょう。

イアンノットも選択肢

素早く結びたい人なら、イアンノットも選択肢です。左右に輪を作る動きを同時に行うので、慣れると短時間で結べます。ミズノ公式でも、ほどけにくい結び方の一つとして紹介されています。

ただ、最初から複雑な結び方へ変える必要はありません。普通の蝶々結びで問題がないなら、そのままで十分です。よくほどける場合に、紐の素材や表面の滑り、結び目の向きと合わせて見直すとよいでしょう。

二重結びは場面を選ぶ

蝶々結びをしたあと、輪同士をもう一度結ぶ二重結びは簡単で、ほどけにくくしやすい方法です。ただし、プレー後にすぐほどきたい人には少し手間になります。濡れた紐や細い紐では、固く締まりすぎてほどきにくくなることもあります。

試合中にほどけるのが気になる人は、二重結びの前にグリップ加工の平紐へ替える方法も候補です。ミズノのゼログライドシューレースのように、表面の滑りを抑えることを狙ったスポーツ用シューレースもあります。実際に使うときは、現在のシューズに合う長さとハトメへの通しやすさを確認してください。

靴紐の長さはどう選ぶ

テニスシューズの靴紐を交換するとき、最も確実なのは今使っている紐を外して長さを測ることです。穴の数だけで決める方法は便利ですが、同じ穴数でもハトメ間隔や甲の高さ、通し方で必要な長さは変わります。メーカーが対応表を出している場合は、そちらを優先してください。

まず今の紐を測る

今の長さに不満がないなら、紐を外して端から端まで測り、同じ長さを基準にします。例えば今の紐が約120cmで、蝶々結びの輪と端がちょうどよいなら、交換後も120cm前後から探すのが自然です。

一方、結ぶたびに端が余りすぎて踏みそうなら少し短く、最上段まで通すと蝶々結びが作りにくいなら少し長くします。素材によって伸び方も違うため、単純に数字だけで決めないほうが失敗を減らせます。

穴数は目安として使う

穴数から選ぶ場合は、左右一対を一段として数えます。一般的なローカットのテニスシューズでは、5〜8段ほどのハトメが使われることが多く、120cm前後から140cm前後の紐が候補になりやすいです。ただし、これはあくまで一般的な確認範囲で、製品ごとの指定ではありません。

ハトメの段数長さの確認範囲確認したいこと
5段前後100〜120cm前後蝶々結びの輪が余りすぎないか
6段前後110〜130cm前後甲高なら短くなりすぎないか
7段前後120〜140cm前後最上段まで無理なく通せるか
8段前後130〜150cm前後レースロック分も足りるか

上の数値はメーカー共通規格ではなく、交換候補を絞るための一般的な目安です。ミズノの現行シューレースでも100cmから150cmなど複数の長さが用意されており、公式には競技・シューズサイズ別の対応表を確認するよう案内されています。

120cmと130cmで迷う場合

120cmと130cmのどちらにするか迷うなら、まず現在の紐の余り方を見ます。120cmで輪が小さすぎて結びにくいなら130cm、130cmで端が長く垂れるなら120cmが候補です。10cmの差は片側にすると約5cmずつなので、結び目付近では意外と差を感じます。

甲が高い人は同じ穴数でも紐が甲をまたぐ距離が増えるため、少し長めが必要になることがあります。逆に甲が低く、上部の穴を一つ使わない人なら、同じシューズでも短めで足りる場合があります。

レースロックなら余裕を足す

レースロックを使う場合は、最上段で左右にループを作るぶん、通常のクロスより紐を多く使います。今の長さがぎりぎりなら、交換時は一段長いサイズを候補にしてください。

ただし、長すぎる紐を選んで大きな輪を作ると、プレー中に足やラケットへ引っ掛ける心配が増えます。余った部分をシュータンの下へ大量に押し込むのも、甲の当たりを変える原因になります。必要な長さの中で、結びやすく余りすぎないところを探すのが基本です。

足の形に合わせて調整する

同じサイズのシューズでも、甲の高さ、前足部の幅、かかとの細さで合う締め方は変わります。靴紐は微調整に便利ですが、サイズやワイズが合っていないものを無理に補正する道具ではありません。痛みの場所とズレる場所を分けて考えます。

甲が高い人は中央を緩める

甲の中央だけ圧迫される人は、その部分の一〜二段を少し緩め、足首側でフィットを作ります。場合によっては、当たりが出る部分だけクロスを飛ばす「窓」を作る通し方も使えます。

ただし、中央を緩めすぎて足全体が前へ滑るようなら調整し直してください。甲が高いからといってシューズ全体を緩くすると、急停止で足が前へ寄り、結果としてつま先が当たることがあります。

幅広の人はサイズも見直す

小指側や親指の付け根が横から押される場合、紐を緩めるだけでは足りないことがあります。前足部の幅そのものが合っていないなら、同じ長さのWIDE、3E、4Eなどを比べるほうが自然です。

横幅がきついから0.5cm、1cmと全長を上げると、今度はかかとが余りやすくなります。幅に心当たりがある人は、幅広向けテニスシューズの選び方も参考にしてください。

かかとが細い人は上部を使う

前足部はちょうどいいのにかかとだけ浮く人は、上の一〜二段を丁寧に締めるか、最上段の追加穴を使ったレースロックを試します。つま先側から全部をきつくするより、かかとに近い場所で調整するほうが狙いを分けやすいです。

それでも歩くだけでかかとが大きく浮くなら、シューズのヒール形状自体が合っていない可能性があります。紐だけで止めようとして足首側を締め続けるより、別モデルや別サイズも比べてください。

◆とものワンポイントアドバイス

「甲が痛いから緩める」「かかとが浮くから締める」だけで終わらず、どの段を変えるかを決めると調整が分かりやすいです。前足部、甲の中央、足首側を別々に見ると、自分に合う締め方を作りやすいですよ。

しびれや痛みは我慢しない

紐を結んで数分で足の甲がしびれる、足指の感覚が変わる、骨の出っ張りが痛むという場合は、締め方をいったん緩めてください。プレー中だけでなく、脱いだあとまで痛みが続くなら、シューズの形やサイズが足に合っていない可能性もあります。

靴紐の工夫は便利ですが、痛みの治療にはなりません。腫れ、しびれ、繰り返す足部の痛みがある場合は、プレーを続ける前に整形外科などの医療機関や足部を評価できる専門家へ相談してください。最終的な判断は、実際の症状を確認できる専門家に相談するのが安心です。

結ばない靴紐は使えるか

結び目を作らず、ゴム紐とロックパーツで固定するタイプもあります。脱ぎ履きが簡単で、結び目がほどける心配を減らせるのは大きな利点です。ただ、テニスでは横方向の動きが多いため、便利さだけでなく足とシューズの一体感まで確認したいところです。

便利でも固定感を確認する

結ばない靴紐は、ロックパーツで張り具合を調整できるものや、伸縮するゴム紐を使うものがあります。手先で蝶々結びを作りにくい人、毎回同じ張り具合に近づけたい人には使いやすい場合があります。

一方で、伸縮量が大きいタイプは、横へ踏み込んだときに甲が動く感覚が出ることもあります。テニスで使うなら、装着しただけで判断せず、軽いサイドステップ、前後のストップ、つま先立ちまで試してください。ロックパーツがシュータンや足の甲へ当たらないかも見ておきます。

競技では伸び方も見る

普通のポリエステル製平紐は、結んだ位置を比較的そのまま保ちやすい一方、伸縮タイプは足の動きに合わせて長さが変わります。その伸びが快適に感じる人もいれば、切り返しで少し遅れてシューズがついてくるように感じる人もいます。

なので、公式戦や大事な試合で初めて使うのではなく、練習で十分に試してから判断してください。特に、普段からかかとの浮きや靴内の横ズレが気になる人は、通常の平紐と比べてみると違いが分かりやすいです。

普通の紐が合う人も多い

結ばない靴紐が便利だからといって、通常の紐より必ず優れているわけではありません。自分で段ごとの張り具合を細かく変えたい人、レースロックを使いたい人、試合前にその日の足の状態へ合わせたい人は、普通の平紐のほうが扱いやすいこともあります。

私なら、まず付属の紐でフィットを作り、それでも「ほどけやすい」「結ぶ動作が負担」「交換時期で紐も傷んでいる」と感じたときに、別タイプを検討します。シューズ本体が合っていないのに紐だけを替えて解決しようとしないことも大切です。

アシックスのテニスシューズを真上から見た靴紐と甲周りの構造
モデルによってハトメの位置や甲周りの補強が違うため、同じ靴紐でも締まり方は変わります。

靴紐で起きやすい失敗

靴紐は手軽に調整できるぶん、やり方を間違えると別の違和感を作ることがあります。特に多いのは、脱ぎ履きを楽にしようとして紐を緩めたままにすること、逆にズレを止めようとして全体を締めすぎることです。

結んだまま脱ぎ履きする

毎回紐をほどくのが面倒で、結んだまま足をねじ込んだり、かかとを踏んで脱いだりすると、履き口やかかと内側へ負担がかかります。次に履くときも足を正しい位置へ合わせにくくなり、前回の締め方をそのまま引きずることになります。

少なくともプレー用のテニスシューズは、履くたびに緩めて結び直すのがおすすめです。数十秒の手間ですが、その日のソックスの厚みや足のむくみにも合わせやすくなります。

つま先側まで締めすぎる

横ズレが気になるからと、つま先に近い一番下の段から全部を締め込むと、前足部が窮屈になりやすいです。足指はテニスの踏み込みで使うので、シューズ内で完全に押し固める必要はありません。

私は、つま先側は指が軽く動ける状態を残し、甲の中央から足首側でフィットを作ります。足が前へ滑る場合は、前足部を締める前に、かかとの位置と上部の締まりを見直してください。

長すぎる紐を放置する

交換した靴紐が長すぎると、蝶々結びの輪や端が大きく余ります。見た目だけの問題ならまだしも、足元で揺れて自分で踏んだり、プレー中に引っ掛けたりする可能性があります。

余りを何重にも結ぶと、今度はほどくのが大変です。交換時は現在の紐を測り、10cm刻みなど近い長さを比べてください。紐を切って使う製品では、切断後に戻せないものもあるため、製品の説明に従って調整しましょう。

紐だけでサイズを補正する

大きすぎるシューズを紐で締め上げて足を止めたり、幅が狭いシューズを大きく緩めて履いたりするのには限界があります。紐はフィットの微調整には役立ちますが、シューズの全長や足型そのものは変えられません。

しびれ、擦れ、爪の痛み、かかとの大きな浮きが続く場合は、靴紐だけで解決しようとしないでください。サイズ、ワイズ、シューズの形を見直し、それでも症状が続く場合は専門家へ相談してください。

靴紐に関するよくある質問

最後に、テニスシューズの靴紐について聞かれやすい内容をまとめます。長さや締め方にはシューズごとの差があるため、数値は一般的な目安として見てください。

テニスシューズの靴紐FAQ

Q1. テニスシューズの靴紐は何cmが多いですか?

A. ローカットのテニスシューズでは120〜140cm前後が候補になることがありますが、穴数、ハトメ間隔、甲の高さで必要な長さは変わります。今の紐を外して測り、メーカーに対応表がある場合は公式情報を優先してください。

Q2. 靴紐はきつく結ぶほどいいですか?

A. いいえ。足が靴の中で大きく動かないことは大切ですが、前足部や甲を圧迫しすぎる必要はありません。かかとを合わせ、つま先側には少し余裕を残しながら、甲から足首側を段階的に合わせるのがおすすめです。

Q3. オーバーラップとアンダーラップはどちらがいいですか?

A. 私はまずオーバーラップから試します。甲を包むように合わせやすいためです。ただし甲の圧迫が出る人は、アンダーラップや部分的に穴を飛ばす通し方のほうが楽な場合があります。最終的には横移動で足がズレないかまで確認してください。

Q4. かかとが浮くときはどう結べばいいですか?

A. 一番上に追加の穴があるシューズなら、レースロックを試してみてください。足首に近い部分でかかとの収まりを調整できます。それでも大きく浮く場合は、サイズやヒール形状が合っていない可能性があります。

Q5. 結ばない靴紐でもテニスできますか?

A. 使用できますが、伸縮性やロック方法によってフィット感は変わります。練習でサイドステップや急停止を試し、足が靴の中で動きすぎないか、ロック部分が甲へ当たらないかを確認してから試合で使うのがおすすめです。

まとめ

テニスシューズの靴紐は、最後の結び目をきつくするより、かかとを合わせてから、甲を下から段階的にフィットさせることが大切です。通し方はオーバーラップを基本にし、かかとが浮くならレースロック、甲が当たるなら中央部分の通し方を変えるなど、悩む場所に合わせて調整してみてください。

  • 履く前と脱ぐ前には毎回靴紐を緩める
  • かかとをヒールカップへ合わせてから締める
  • 前足部を締めすぎず甲から足首側を合わせる
  • 長さは現在の紐とメーカー対応表を基準にする
  • レースロックはかかとの浮き対策として試す
  • 痛みやしびれが続くならサイズや足型も見直す

靴紐だけでシューズのすべてが決まるわけではありませんが、同じ一足でも履き方を変えると印象はかなり変わります。あなたが今使っているテニスシューズも、次の練習前に一度すべての紐を緩め、かかとから合わせ直してみてください。違和感が続く場合は無理に使い続けず、正確な製品情報はメーカー公式サイトで確認し、痛みやしびれについては医療機関などの専門家へ相談してください。

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